子宮筋腫の再発、その後の経過や治療のこと

筆者は20代後半のときに多発性の子宮筋腫が見つかり、30代前半で腹腔鏡手術で筋腫を取る手術をしました。

その後、約2年後に新しく筋腫ができていることが判明したものの、手術をする大きさではないため年に1回の婦人科検診で経過観察をしていました。

ただ最近、子宮筋腫による異常な量の経血や貧血が悪化してしまい、異国の地バンコクにて治療を開始することにしました。

ここには子宮筋腫が再発&治療の経過について私の体験談を記載しています。あくまで個人の体験です。※ちなみに筆者は独身です。

筆者の母方の女性は、ほぼ全員子宮筋腫あり

まわりに子宮筋腫の方が多いので、学生の頃からなんとなく自分もなるのかな…くらいに思っていたので、一番最初に1回目の筋腫が見つかったとき、ショックはありましたが「やっぱりなってしまったか」という感想でした。

祖母、叔母(母の姉)、母が子宮筋腫を持っており、叔母は子宮全摘の手術を受けており、祖母、母は手術をするほどでなく経過観察し閉経しています。

1回目の腹腔鏡手術

1回目の腹腔鏡手術をすることになったのは30代前半。生理時の経血が異常に出るようになってしまい、こまめにナプキンを変えていても失敗してしまうということが起こってしまう状態で仕事にも支障が出るように…

20代後半の婦人科で子宮筋腫が見つかってから、なんとなく婦人科検診を敬遠してしまっていたが受診。

その結果、筋腫が7cmくらいになっており、この他にも小さい筋腫が複数ありました。これ以上大きくなると開腹手術が必要な大きさになると言われ、腹腔鏡手術で子宮筋腫だけを取る手術を行いました。

アプリを使って日々の体調や生理周期を管理してみてよかったこと

再発~経過観察するも徐々に大きくなる筋腫

1回目の腹腔鏡手術の後は、1年に1回の健康診断で婦人科検診で経過観察。1回目の手術の約1年後、内勤部門(事務)から外回りの営業部署へ異動。

手術から2年経ったくらいの婦人科検診で、子宮筋腫が再発していると言われる。ただ、小さいので経過観察。貧血気味なので、鉄剤をもらいながら経過観察。

術後3~4年経過後は血液検査をすれば常に貧血気味。治療を行いつつ経過観察。

徐々に経血が増えているような感覚もありつつ、生理用品等を駆使して外回り営業。

これまで試したナプキン以外の生理用品…月経カップ、吸水ショーツなど

タイへ転職することとなり、その直前の婦人科検診では、筋腫が約4cmくらいになっていると診断される。

貧血&経血過多のためバンコクの病院で受診

バンコクに来て、経血過多の兆候が非常に強くなる。

どうにかこまめにナプキンやショーツ、タンポンなども組み合わせて乗り切っていたが、

30分に1回交換しないと漏れるなどの失敗が続く。

貧血のせいで足がつねに筋肉痛のようになる。

小さいクリニックで婦人科検診をしたところ、大きな病院へ行って手術かホルモン治療かどちらかの対策をしたほうがいいと勧められ、紹介状を書いてもらう。

2023年11月…ホルモン治療開始

手術の可能性もあるかもしれないので、口コミなどからバンコクのバムルンラード病院の婦人科へ行き受診。

タイ人の先生からホルモンまず、ホルモン治療で様子をみましょうと提案される。

てっきり再手術をすると思っていたが、ホルモン治療をやってみることに。

Visanne(ビサンヌ)というホルモン薬を寝る前に1錠、まずは3ヶ月飲むこととなる。Visanneは日本ではジオノゲストと呼ばれているらしい。合わせて鉄剤も飲んで貧血の治療も同時進行。鉄剤は食後、Visanneは寝る前に飲むよう指示あり。

3ヶ月後、様子を見るために病院に再受診予定。その後、ミレーナリング(避妊リング)を入れることをおすすめされている。

そしてこのVisanneが非常に高い…会社の保険でもカバーできず12,000バーツ(5万円弱)を自己負担することに…なかなかきつい。