海外居住者のiDeCo積立の資産状況公開(2024年1月時点)

2022年から海外居住者もiDeCoができるようになりました。

これについて、ネットなどで色々情報を探してみるのですが…

筆者

実際に海外居住者でiDeCoを積み立てている人の情報が少ない・・・

この記事では、海外に居住しながらiDeCoを積み立てている筆者の現在の資産状況を公開したいと思います。

まず前提として、筆者は2024年1月現在、タイで現地採用として働いています。

将来日本に帰る可能性もあるため、日本円をそのまま日本の銀行口座に置いてきていることもあり、国民年金の任意加入者として年金を払いつつiDeCoの積立を行っています。※海外居住者は国民年金を支払わないとiDeCoの積立はできません。

筆者がiDeCoをやろうと思った理由や流れについては、別の記事をご参考ください。

タイ現地採用の資産運用について:iDeCoやってみた

2024年1月26日時点の楽天証券のiDeCoの資産状況はこのような感じです。

補足ですが、筆者は2022年11月に、新卒から12年半勤めた会社を退職してタイの現地採用として転職しました。前の会社には企業型の確定拠出年金制度があり、入社時から積立をしており、また途中から任意でマッチング拠出も行っておりました。

筆者

iDeCoに移管した際の資産は240万弱くらいでした。

退職と同時に楽天のiDeCoの口座を作り、拠出金を移管して現在も月々67,000円ずつ積立を行っています。

現在は100%全世界株式を購入しています。

企業型確定拠出年金からiDeCoに移管した時点でも運用益が結構でていたので、それを含めると現在では実際の拠出金から100万円以上のプラスとなっています。

ただ、ここ数年は株価の調子がよくてプラスとなっていますが、昔は資産がマイナスになっている時期もあったりしたのでこれから60歳の受け取りまでにどのようになっていくかはまだまだ分かりません。

海外移住した方の中には海外の証券口座を開いて運用してみたり、暗号資産をしてみたり、保険を買ってみたり…という方もいらっしゃいますが筆者はあまりリスクを大きく取れるタイプではない(昔資産がマイナスになったときにものすごいストレスを感じた)ということをお伝えします。

あと運用をしてみたくても、日本在住でないと開けない証券口座もあったりするので、移住前の方は色々な情報を取ることをおすすめします。

筆者の現時点でのシミュレーションとなりますが、理想は以下のような流れで資産を増やしておいて60歳以降の生活資金にできたらと考えています。

【参考】現時点での筆者のiDeCoのミュレーション(2パターン)

想定:40歳までiDeCoで満額積立すると、現状のペースで500万円以上は貯まるので、40歳以降、積立額を減額して月3万円ずつ65歳まで積立ていく

1.運用があまりよくなかったパターン(利回り3%くらい)

2.運用が良かった場合(年利8%の場合)

以上、2024年1月時点での海外居住者のiDeCo積立状況です。

また進捗状況については共有していきたいと思います。