【海外旅行のはじめの1歩】パスポートをスムーズに取得しよう!

(※この記事は主に窓口申請のやり方を記載しています。※2023年3月27日からパスポート電子申請開始されますが都道府県によって申請方法が異なったりするのでご注意ください→外務省ニュース

パスポートを取る手続きが複雑そう…これは海外旅行へ行くときの最初のハードルだと思います。

筆者のまわりにも「海外興味あるんだけどパスポート持ってない」「パスポートの有効期限だいぶ前に切れちゃってる…」という人、結構います。

2022年のあるデータだと、日本人のパスポートの保有率は17%とのことです。

この記事は、海外に初めて行く人や、だいぶ前に海外に行って以来時間が空いてしまって、パスポートの有効期限が切れてしまった人向けにパスポートの取得方法の概要を書いています。

取得の際につまづきやすいと思われるポイントも記載していますので、事前に心のハードルを下げていただいて負けずにパスポート取ってください!

一般的な申請方法を記載していますので、詳しい情報は申請先の窓口等でご確認ください。

パスポート取得時のつまづきやすいポイントまとめ

以下パスポート申請時につまづきやすいと思われるポイントを7つまとめました。事前にポイントを理解しておくことで申請におけるつまずきを少なくできればと思います。

1.戸籍謄本の取得が必要 ※本籍と住民票の住所が違う場合、郵送などでの申請が必要

2.平日に申請する必要がある

3.申請と受取で最低2日必要 ※申請には土日除いて7日から10日くらいかかります

4.受取は必ず本人 ※申請は代理も可能ですが長くなるのでこの記事では省略

5.手数料は収入印紙都道府県証紙(県によっては現金)で支払うため、買える場所をチェックして購入する必要がある

↑収入印紙ってこんなのです。金額によって色とか絵が違います。

6.証明写真を取りに行く必要がある

7.(人によるので事前確認!)窓口で提示する本人確認を2つ準備する必要がある場合があるので自分は何が必要なのか調べておく。詳細は必要書類のパートに記載。

次からは、具体的な取得の流れをご案内します。

パスポートはどこで取るのか:市役所や区役所等で申請

パスポートは居住している市や区の市役所(区役所)などで申請できます。

まず、ネットで自分の住んでいる市、区を入れて「○○市(○○区) パスポート」と検索します。

するとだいたい自分の住んでいる地域のパスポート申請の案内情報がヒットするので申請可能な時間、方法を確認します。

パスポートセンターなど市役所・区役所以外でも申請可能なところはありますが、初期申請では戸籍謄本の取得とパスポートの申請が同時にできる市役所・区役所での申請が便利だと思います。ただ、パスポートセンターは祝日の受取ができるなどのメリットもありますので、ご自身の都合に合わせて申請してください。

申請に必要な書類など

パスポート申請に必要な書類などは以下の通りです。※2023年3月時点の情報です。

必要書類
1.一般旅券発給申請書  …申請窓口で取得 ※事前にネットからダウンロードも可能
2.戸籍謄本       …申請日当日、もしくは事前に市役所等で取る 取得費用も必要
3.写 真 1枚     …申請に行く前に撮影しておく
4.本人確認のための書類 …申請に行く前に確認
5.手数料        …受取日までに印紙を購入

1.一般旅券発券申請書

当日に市役所等の申請窓口でもらって書くことも可能ですし、以下の外務省のサイトからもダウンロードできるので、入力して持っていくことも可能です。

5年有効か10年有効にするか決めます。※有効期限で手数料も変わってきます。5.手数料参照。

2.戸籍謄本

市役所・区役所の窓口で発行してもらいます。 ※発行費用450円も忘れずに

筆者は発行費用のことすっかり忘れていたために現金降ろしにいった経験ありです。

3.写真

申請時にパスポートの顔写真を撮りにいく必要があります。証明写真機の場合、だいたい撮影メニューにパスポートと選択する項目があります。

サイズは縦45ミリメートル×横35ミリメートルの縁なしで、無背景(無地で淡い色)の写真で、6ヶ月以内に撮影したものです。

※外務省サイトより抜粋

詳細はこちらの外務省掲載のリンクで確認できます→リンク

写真の裏側に名前を書いておくようにしましょう。

4.本人確認書類 

当日窓口で申請者本人であるか確認されます。運転免許証・マイナンバーカード等を持っている方は大丈夫ですが、学生でまだ運転免許証・マイナンバーカードを持っていない方は確認資料が2つ必要ですのでご注意を!

以下、とある市の本人確認書類について参考に掲載しておきます。

※マイナンバーの通知カードは不可との注意書きありました。

5.手数料

手数料は収入印紙、都道府県収入証紙を購入しパスポート受け取り時に、申請時にもらう受領証に貼り付けて支払います。受領日までに準備しておきましょう。

以下はある県の情報です↓↓

受領証のイメージです。印紙が貼り付けてあります。(神奈川県のもの)

《補足》都道府県収入証紙・収入印紙取得方法

都道府県収入証紙を廃止していて現金納付の都道府県もあります。※東京、大阪、新潟、広島、鳥取等

上の神奈川県の例のように収入印紙と都道府県証紙どちらも必要なところと、東京、大阪等のように収入印紙のみ購入が必要なところがあります。

収入印紙は便利なところだと申請場所の近くで購入できるケースもあるようですが、申請する地域で異なります。一般的に便利なのは郵便局で購入することです。

ネットで「収入印紙 購入 ○○市」と検索しても販売場所が出てきます。

余談ですが田舎出身の筆者は、地元のガソリンスタンドに証紙と印紙を買いにいきました。

パスポート取得にかかる合計費用まとめ(成人の場合)

年齢や期間にもよりますが成人ですと合計で約12,500円~18,000円くらいかかります。

以下、内訳です。

1.手数料 ※有効期間で変わってきますが、11,000円か16,000円

2.戸籍謄(抄)本取得費用…1通450円

3.パスポート写真費用…1,000円~2,000円 ※証明写真機での価格

注意:2023年3月27日以降、申請後6ヶ月以内にパスポート受領しなかった場合、再申請の費用は通常より高くなります。申請後は必ず受領するようにしましょう。

パスポート取得できたら、次は旅のプランへ!

パスポートが取得できたら、次は旅行のプランです!

ツアーの申込みのやり方などは以下の記事に書いてありますのでご参考ください。