バンコクで人生2回目の子宮筋腫の手術を受ける

以前にも書いていましたが、バンコクに来てから子宮筋腫による経血の増加がひどくなり、Visanneというホルモン剤を服用することで経過観察をしておりました。

しかし筋腫が大きくなってしまい、今回バンコクで2回目の手術をすることとなりました。実は6年ほど前に子宮筋腫摘出の腹腔鏡手術を受けており、同じ子宮筋腫のみ摘出の腹腔鏡手術です。

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半年で2センチ近く大きくなっていた筋腫…

生理時の経血が異常なため、ホルモン剤のVisanneを飲むことでで子宮内膜を薄くするのと筋腫が大きくなるのを抑えるような効果を期待しておりました。

Visanneは不正出血はあったものの、生理が止まるような感じで出血量も減り私には合っているなと思っていたのですが、6ヶ月ごとのエコーチェックの際に筋腫のサイズが大きくなっていることが発覚。

確かにお腹の上からも抑えてもしこりが分かる感じになっていました。筆者はこれはジムに行きだしたことで体重が落ちてお腹の脂肪が減った分、しこりが分かりやすくなったと思っていただけにショック…

あと、Visanneの副作用かは不明なのですがこれまで指摘されたことの無かった血圧が上がったこともあり、このまま継続して服用してて大丈夫なのかと心配にもなっていました。

クリニックの先生から大病院に行ってみたほうがよいとアドバイスがあり、紹介状を書いてもらいました。

そしてバンコクの日本人であれば大体の人はいったことがあるであろうサミティベート病院の婦人科を予約したのでした・・・

早く手術したほうがよいと言われる

私を担当してくださったのは、婦人科のSanti Pongphantarak先生。

とても優しく、親切な先生です。簡単な日本語もしゃべってくださいます。

クリニックで取ったエコー画像を渡し、実際に直接エコーでも診断。

先生から「筋腫が大きいので手術したほうがよい」と即言われました。

筋腫がいくつもあり、再発しやすいようだから子宮自体を取ることも考えたらどうかと・・・

筆者は30代後半…子どももおらず、今後妊娠の予定も不明なためどうしようかと思ったけれど、まだ念の為子宮を残しておきたいなと思ったのでした。

一番大きな筋腫が腹腔鏡手術で取り除ける最大くらいまできているので、早めに手術したほうが良いと言われましたがその場では決められず、相談のうえ連絡しますと連絡して終了したのでした。

手術、入院についての連絡は手術日の1ー2日前

病院に行ってから、日本にいる家族にも相談して手術をすることを決め、病院の窓口に連絡、希望の手術の日を伝えました。

現在加入中の保険などについて確認があり、適用の可否も確認してくれました。

先生に希望日での手術の可否を確認してから再度連絡すると言われました。

再度病院から連絡があり、希望日で手術は可能とのこと。入院は術後2-3泊の予定で、手術の1-2日前に病院から連絡を入れますとのことで通話終了。

手術日まで事前の通院とかもなく、本当に手術の前日(2日前は筆者の都合で連絡ができず)に連絡がありました。

手術は16時からで13時に病院入りすること、朝の8時から断食・断水すること、持ち物は自分が必要と思うものを持ってくることなどの連絡でした。仕事のPCの持ち込みも大丈夫でした。

手術…筋腫は18個、卵巣嚢腫?も見つかり手術時間が延びる

手術当日は、先生との面談後、血圧、心電図、レントゲン検査、血液検査などを行い、その後入院する部屋に行き手術まで待機することに。

なぜか手術前の元気なときなのに、車椅子を押してもらい移動。ちょっと恥ずかしかったです。

自分の部屋で手術前に腸に残った便を出すためにお尻から液体を注入される。変な感じかつ入れ終わるまでの時間がかなり苦しい…終わったら速攻トイレに駆け込む。

手術の時間が来るとベットごと手術室に移動。これもベットに寝たまま移動しました。

手術室のベッドに横になり、入ってきた先生に挨拶してから看護師さんが色々処置している間に麻酔がきいてここから記憶なし。

手術時間はもともと約2時間と言われていましたが、筋腫の量が想定よりも非常に多く(18個)、卵巣に嚢腫?も見つかり時間が3時間近く延びたと手術後先生に言われました。

今年筋腫を取った患者の中で一番多かったらしいです…先生ありがとうございます。

手術後ー入院

手術後の症状・・・自分用のメモ

□麻酔から覚めた直後、目が開くけどしゃべれず呼吸ができないような感覚に(口をハクハクさせてた)

□寒気におそわれる。歯がガチガチするくらい。大量のタオルケット?みたいなのをかけてもらう。

□入院3泊中に便が出ず、飲む便秘薬をもらう。退院した日の夜だけ飲んで次の日から

□ずっと寝ているので背中とお尻がすれるからか、特にお尻まわりが我慢できないくらいかぶれてかゆい

□日本人の医師が様子を聞きにきてくれる

□生理が始まる

サミティベート病院は病院食に日本食メニューもあり種類も6種類くらいあったので非常に有り難かったです。

先生に「お腹が張ると痛くなるのであんまり食べないように・・・」と言われるほど手術の次の日からご飯モリモリ食べていました。

抗生剤、吐き気止め、鎮痛剤も時間になると看護師さんが持ってきてくれて服用。

シャワーも次の日からできて、看護師さんがサポートしてくださいました。

医者が退院OKしたあと精算まで時間がかかる

これは様子を聞きにきてくださった日本人の医師の方が教えてくれたんですが、

医師から退院OK出した後、保険会社などに保険の適用金額の確認などを実施するため、だいたいOKが出てから3時間後くらいに退院になるとのこと。

退院当日は、担当のSanti先生が別で手術があったらしく16時くらいまで待ってました。途中で「忘れられてないよね?」と不安になって確認したくらいです。笑

先生からのOKが出てから2時間後くらいに会計が完了し、無事退院できました。

1週間後に経過観察、生検の結果、お腹に貼っていると傷テープをはがすために通院の予約も入れました。

手術後2週間は自宅で療養するように指示がありました。元々術後1週間弱で仕事復帰しようと考えていたのですが、先生に伝えたところ強く反対され、Sick Leaveを取るよう指示したCertificateを会社提出用に書いてくださいました。