海外で働く現地採用といえば、「給料が安い」「将来が不安」といったイメージが強いかもしれません。が、先日筆者は30代で資産3,000万円(タイバーツ含む)を達成し、アッパーマス層に到達しましたので備忘も兼ねて報告します。
ちなみにアッパーマス層とは野村総合研究所が出している富裕層ピラミッドでいうと下から2番目の資産3,000万円~5,000万円の層になります。
筆者は日本に住んでいないので日本の世帯別の中には含まれませんが、目安として読んでいただければ。

「現地採用でのお金を貯められるの?」と思うかもしれませんが、工夫次第で誰でも実現可能と思います。本記事では、私が30代でアッパーマス層に到達するまでのステップや考え方、具体的な行動についてお話しします。
1. 現地採用となる前の筆者のキャリアと蓄財の歴史
新卒で日本の保険会社の転勤の無い地域限定職に就職し、約13年間勤務した後、2022年にバンコクの現地採用に転職。
新卒当時は実家暮らし、社会人3年目に一人暮らしを開始…社会人なりたてということで実家には月2万円を入れることで許してもらい、蓄財に励む。
一部上場の金融機関で色々な補助もあり、年に100万円~200万円貯蓄。
使っていなかった奨学金が口座にあったので、そのまま月々返金といった感じで社会人3年目くらいには口座内は500万円程度に。
28歳の頃、奨学金を一括返済。ちょうどその頃、会社の制度で3年間だけ東京の本社で働く機会を得る。
そのときに出会った東京のお金持ちの人達が、「ふるさと納税」「確定拠出年金」と言った話をしており、マネをして始めてみる。
その流れで投資に興味を持ち、楽天証券口座を作ったあとに自分で株などを買ってみるもうまくいかず、ユーチューブなどで投資の勉強などを開始し、実際に積立投資もはじめる。
その後も毎年同じように貯蓄を重ねつつ、コロナの頃に再び実家に帰り、月5万程度実家に入れるも、唯一の贅沢である海外旅行にも行けず、外出も無いので洋服も買わず、蓄財スピードがアップ。
およそ、13年間努めた会社を退職した際に資産は退職金込で2,500万円弱程度に。
2. 現地採用でのキャリアと収入
30代後半で、「海外で働いてみたい」という長年の思いもあり、タイのバンコクでで現地採用として日系企業に転職。
どこかのタイミングでチャレンジしないとこのままずっと日本で会社員をしているのでは…と思ったのもある。
💼 仕事の内容と給与
前職と似た業種(金融関連)で、給与はおよそ月70,000バーツほど、手取りだと63,000バーツくらい。
バンコクに来たのはコロナ収束の頃なので、まだ空き部屋も多く家賃も安かった。駅徒歩3分くらいのコンドが月15,000バーツで住めた。(2年後に18,000バーツに)
正直給与は前職より若干下がったものの、バンコクでの生活コストがそんなにかからないこともあり日本にいた頃と同じ程度に貯蓄中。
📌 2. これまでやってきた資産形成
🏠 資産形成のために日本でやってきたこと、やらないこと、お金を使うところ
やってきたこと
- 社会人なりたての頃は実家暮らしし、ある程度貯蓄に励む
- 貯蓄用の口座を分ける
- 会社の確定拠出年金(マッチング拠出含む)
- ふるさと納税
- NISA
- Youtubeや読書での蓄財の勉強
- 英語の勉強
- 通信費にお金をかけない(月3,000円以下)
やらないこと
- お酒
- タバコ
- ギャンブル
- ネットフリックスなどのサブスク
- 車を買う
- 家を買う
お金を使うところ
- 年に最低1回の海外旅行(実際はタイに来て日本の帰国とは別に毎年2回くらい旅行している)
- 洋服やコスメ(洋服は気に入っていればメルカリなどのお下がりでもこだわり無し)
- 大事な友達との交遊費(大事な!がポイント)
- 漫画
👉 「生活水準を上げすぎない」「本当にしたい贅沢を我慢しない」ことが蓄財するポイント。
📌 3. 貯金だけではなく投資や制度を活用
貯金だけでは資産形成のスピードが遅いので、私は収入の一部を投資に回すことにしました。
📊 実際利用した投資や制度
- Nisaや確定拠出年金での全世界株インデックス投資
- ふるさと納税
- iDeco・・・タイに来てからNisaができなくなったのでiDeCoを開始
📌 ポイント:「給与+投資」で資産を増やすことで、資産の増加スピードが加速
📌 4. 今後の目標…副業を活用して収入の柱を増やし準富裕層へ
今後は会社の給料だけに頼るのだけでなく、副業にも取り組んでいきたいと考えています。
💻 副業の内容(検討中)
✅ ブログ運営(すでにトライ中)
✅ 小説を書く(書いてみた)
✅ SNS発信
副業による収入で、さらに資産形成のスピードアップしたい。
👉 副業で「+5万円」でも稼げれば、年間60万円の追加貯金が可能!
📌 まとめ:現地採用になっても資産3,000万円は可能!
筆者は現地採用になる前まで、約13年間日本でサラリーマンをしており、今回のアッパーマス層への到達はその頃の給与などが大きな要因となっていますが、バンコクに転職した後でも日本にいるときと変わらず資産形成を継続できている。
✅ 資産形成するポイント
✔ 生活水準を上げすぎず、支出をコントロール
✔ インデックス投資で「お金を働かせる」仕組みを作る
✔ 副業を活用して収入の柱を増やす
現地採用でも、正しいお金の使い方・増やし方を意識すれば、資産3,000万円は十分可能!
もし「現地採用=お金が貯まらない」と思っている人がいたら、参考にしてみてください💪✨